あなたの場合を判定する
いま持っているカードを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4新規扱いになりません
還元率の高いカードを足せばポイントが増える、という見込みで2枚目を探す人がいちばん多いところです。
増えるかどうかは、いま持っている1枚が何%かで決まります。
- 手持ちが**1.2%**なら、条件なしでそれを超えるカードは見つかりません
- 手持ちが**1.0%**なら、差は0.2%。年100万円使って2,000円です
- 手持ちが**0.5%**なら、上げる余地があります
- dカードを1%として数えている場合、その前提は2027年1月で変わります
14枚分の基本還元率と、上がるときの条件を、各カード会社の公式ページで1枚ずつ確認しました。2026年9月19日時点の記載です。
還元率は「何%のカードか」では決まりません。「どの店で、どの払い方をしたときに何%か」で決まります。表の数字だけを見て選ぶと、支払いを移しても何も増えない組み合わせになります。
目次
- いま何%かで、2枚目が要るかは決まります
- 条件なしで上げられるのは1.2%までです
- 0.2%の差は、年間いくらになるか
- 主力を入れ替える話と、使う店を分ける話は別です
- dカードの1%は、2027年1月で終わります
- 1%が消えるのではなく、条件が付きます
- 検索上位12本のうち、改定に触れていたのは0本でした
- 「7%」は、店と払い方をそろえたときだけです
- 上がる店が、自分の行く店かどうか
- エポスとイオンも、同じ構造です
- 「最大◯%」は、全員に当たる数字ではありません
- 増える額は、対象の店で使う金額で決まります
- 条件を外したときの率を、先に見ておく
- 同じ会社のカードだと、足しても新規になりません
- 還元率を理由に2枚目を作らなくていい人
- 2枚目のクレジットカードと還元率についてよくある質問
- まとめ。還元率で2枚目を足すかの分かれ目
いま何%かで、2枚目が要るかは決まります
基本還元率は、券面にも明細にも出てきません。公式ページのポイント欄に「100円につき1ポイント」「200円につき1ポイント」と書かれているのが、それにあたります。
100円につき1ポイントなら1.0%、200円につき1ポイントなら0.5%です。
| カード | 基本還元率 | 上がるときの条件 |
|---|---|---|
| リクルートカード | 1.2% | 条件なし。常時1.2% |
| 楽天カード | 1.0% | 楽天市場で最大6倍 |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 楽天市場で最大6倍 |
| JCBカード W | 1.0% | 優待店(J-POINTパートナー)で最大10.5% |
| PayPayカード | 1.0% | PayPayクレジットの利用で最大1.5%。本人確認などの条件あり |
| au PAY カード | 1.0% | 100円につき1 Pontaポイント |
| ビックカメラSuicaカード | 1.0% | ビックポイント0.5%+JRE POINT 0.5%。Suicaチャージは1.5% |
| dカード | 1.0% | 2027年1月の利用分から0.5%に下がる |
| dカード GOLD | 1.0% | ドコモのケータイ料金は10%。対象外プランあり |
| dカード GOLD U | 1.0% | 対象のドコモ利用料金は5%。ahamo・irumo などは対象外 |
| 三井住友カード(NL) | 0.5% | 対象のコンビニ・飲食店で、スマホのタッチ決済かモバイルオーダーなら7% |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 0.5% | 同上。年間100万円の利用で毎年10,000ポイントの継続特典 |
| エポスカード | 0.5% | たまるマーケット経由のネットショッピングで2〜30倍 |
| イオンカード | 0.5% | イオングループの対象店舗で2倍 |
手持ちがこの表のどこにあるかで、2枚目の意味が変わります。
- 1.2% — リクルートカード。条件なしでこれを超えるカードが、この14枚にありません
- 1.0% — 楽天・JCBカード W・PayPay・au PAY・ビックカメラSuica・dカード系。差は0.2%
- 0.5% — 三井住友カード(NL)・エポス・イオン。上げる余地があります
- dカード — 1.0%のまま数えていると、来年に前提が変わります
上げる余地があるのは、0.5%の4枚だけです。1.2%と1.0%の手持ちは、還元率を理由に2枚目を作る場面ではありません。
この表の数値は、1行ずつデータと出典に置いています。どの公式ページの、いつ時点の記載かも一緒に載せています。
条件なしで上げられるのは1.2%までです
「どの店で何を買っても同じ率」という条件で並べると、この14枚では1.2%が上限になります。リクルートカードの常時1.2%がそれです。年会費は永年無料で、1.2%のほうに条件は付いていません。
ここから先を上げようとすると、店か払い方のどちらかを限定することになります。
0.2%の差は、年間いくらになるか
1.0%のカードを主力にしている人が、リクルートカードに支払いを移した場合、増えるのは0.2%分です。
- 差は 1.2% − 1.0% = 0.2%
- 年30万円なら 300,000円 × 0.2% = 600円
- 年50万円なら 500,000円 × 0.2% = 1,000円
- 年100万円なら 1,000,000円 × 0.2% = 2,000円
年に100万円をカードで払って、増えるのは2,000円です。月あたりに直すと167円になります。
手持ちの還元率ごとに並べると、差はこうなります。
| 手持ちの基本還元率 | 1.2%との差 | 年100万円での差額 |
|---|---|---|
| 1.2% | 0% | 0円 |
| 1.0% | 0.2% | 2,000円 |
| 0.5% | 0.7% | 7,000円 |
0.5%のカードが主力なら7,000円です。この幅なら、支払い先を移す価値があります。
1.0%からの2,000円をどう見るかは、引き落とし日が2つになることや、ポイントが2種類に分かれることと釣り合うかどうかで決まります。
主力を入れ替える話と、使う店を分ける話は別です
上限が1.2%だということは、乗り換えで伸びる余地はほとんど残っていません。カードを紹介する記事の多くが「高還元カードに替えましょう」で終わりますが、替えた先が1.2%なら、差は上の表のとおりです。
伸ばす余地が残っているのは、率そのものではなく、店を絞ったときの上乗せのほうです。
三井住友カード(NL)の7%、JCBカード Wの優待店、エポスカードのたまるマーケットは、どれも「対象の場所でだけ」という形をしています。
つまり2枚目は、主力を入れ替える話ではなく、使う店を分ける話になります。1枚目はそのままで、特定の店の支払いだけを2枚目に移す形です。
dカードの1%は、2027年1月で終わります
dカードは100円につき1ポイントで、還元率1.0%のカードとして紹介されています。この数字は2027年1月の利用分から変わります。
ドコモが出している改定の告知に、3つの変更が並んでいます。
| いつから | 何が変わるか |
|---|---|
| 2027年1月の利用分 | 通常決済の進呈率が100円1ポイント→200円1ポイント(1.0%→0.5%) |
| 2027年1月 | 前年度に一度も利用がないと年会費1,650円(税込) |
| 2027年5月の利用分 | スマートフォンのタッチ決済は200円2ポイント。対象のカード番号あり |
対象はdカードで、dカード GOLD U・dカード GOLD・dカード PLATINUMは除かれています。手持ちがゴールドなら、この改定は当てはまりません。
1%が消えるのではなく、条件が付きます
3行目に注意が要ります。2027年5月からは、スマートフォンのタッチ決済で払えば200円2ポイントになります。200円で2ポイントは1.0%です。
つまり通常決済は0.5%に下がり、1.0%はスマホのタッチ決済を使ったときだけ戻ってきます。
もう1つ、告知の注記に書かれている道があります。支払い方法をdカードに設定したd払いは、改定後も200円2ポイントのままです。こちらは2027年5月を待たずに続きます。
ただし内訳が分かれていて、d払いの基本還元が200円1ポイント、dカードの支払い特典が200円1ポイントです。後者は期間・用途限定のポイントとして進呈されます。
1%が消えるのではなく、条件付きになります。財布からカードを出して差し込む払い方だけを続けるなら、還元は半分になります。
年会費のほうも同じ形です。1年間まったく使わなかった場合にだけ1,650円がかかります。請求が来るのは2028年2月の引き落とし分からで、1年以上あとになります。
2枚目として財布の奥に入れたカードは、1年間触らないことが普通に起こります。年会費の条件の読み方は年会費無料の2枚持ちに分けて書きました。
検索上位12本のうち、改定に触れていたのは0本でした
この記事を書く前に、検索上位を実測しました。Bing(日本語)で2026年9月20日、本文と見出しまで取っています。
| 本数 | |
|---|---|
| 計測した記事 | 12本 |
| 本文にdカードが出てくる | 10本 |
| 見出しにdカードを使っている | 9本 |
| 改定に触れている | 0本 |
9本の見出しが薦めているのは、改定前のdカードです。「年会費無料・還元率1%」という並びで紹介されていますが、2027年からは通常決済0.5%・条件つき年会費1,650円になります。
カードの条件は予告なく変わります。当サイトは180日ごとに確認し直す運用にしていますが、申し込む前には、そのカードの公式ページにある改定の告知を直接見るのが確実です。
「7%」は、店と払い方をそろえたときだけです
三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%です。7%という数字は、条件を2つとも満たしたときに出てきます。
対象のコンビニ・飲食店であること。そして、スマホのタッチ決済かモバイルオーダーで払うこと。この2つです。
| 店 | 払い方 | 還元率 |
|---|---|---|
| 対象のコンビニ・飲食店 | スマホのタッチ決済/モバイルオーダー | 7% |
| 対象のコンビニ・飲食店 | カードを直接かざす/差し込む | 0.5% |
| 対象外の店 | どの払い方でも | 0.5% |
店と払い方の両方がそろって7%です。カードそのものをかざした場合は上がりません。
上がる店が、自分の行く店かどうか
0.5%が7%になるのは、差にすると6.5%です。率としては大きく見えますが、かかるのは対象店で使った金額の分だけです。
- 対象店で月5,000円なら 5,000円 × 6.5% × 12か月 = 年3,900円
- 対象店で月30,000円なら 30,000円 × 6.5% × 12か月 = 年23,400円
同じカードで、年3,900円にも23,400円にもなります。ここを決めているのはカードの性能ではなく、対象の店を日常的に使うかどうかです。
コンビニをほとんど使わない人にとっては、7%は当たらない数字です。その場合、2枚目に足す理由は還元率の側にありません。
エポスとイオンも、同じ構造です
エポスカードは0.5%ですが、たまるマーケットを経由したネットショッピングで2〜30倍になります。イオンカードは0.5%で、イオングループの対象店舗では2倍です。
どちらも「対象の場所を通ったときだけ」という条件の形をしています。
2枚目を選ぶときに見るのは、上限の数字ではなく、その条件が自分の買い物に当てはまるかどうかです。
「最大◯%」は、全員に当たる数字ではありません
カードの紹介で前に出てくるのは、基本還元率ではなく最大値のほうです。同じ14枚のうち6枚を、最大の表示で並べ直すとこうなります。
| カード | 表示される最大 | 当たる条件 | 外したときの率 |
|---|---|---|---|
| JCBカード W | 最大10.5% | 優待店(J-POINTパートナー)での利用 | 1.0% |
| 三井住友カード(NL) | 7% | 対象店+スマホのタッチ決済かモバイルオーダー | 0.5% |
| エポスカード | 2〜30倍 | たまるマーケットを経由したネットショッピング | 0.5% |
| 楽天カード | 最大6倍 | 楽天市場での買い物 | 1.0% |
| イオンカード | 2倍 | イオングループの対象店舗 | 0.5% |
| PayPayカード | 最大1.5% | PayPayクレジットの利用。本人確認などの条件あり | 1.0% |
この6枚では、最大の数字が大きいものほど、当たる条件が細かく決まっています。
最大値だけで並べると、順番が実態と入れ替わります。基本還元率0.5%のカードが上に来て、条件なしで1.2%のカードが下に沈みます。
増える額は、対象の店で使う金額で決まります
年間いくら増えるかを出すのに要るのは、カードの最大値ではありません。その条件に当たる支払いが、いくらあるかです。
- 上乗せ分 = 対象の支払額 ×(上がったときの率 − 基本還元率)
- 対象外の支払いは、カードを何枚持っていても基本還元率のまま
2枚目を足して増えるのは、この式の左側に入る金額の分だけです。対象の店を通らなかった月は0円になります。
同じ7%でも、対象店で月5,000円の人と月30,000円の人で、年間の差は3,900円と23,400円になります。カードを比べる前に、自分の支払いのうちいくらが対象に入るかを見るほうが早いところです。
条件を外したときの率を、先に見ておく
2枚目は、条件を外した状態で使う時間のほうが長くなります。メインの支払いは1枚目に残るためです。
表の右端の列が、その状態の率です。三井住友カード(NL)とエポスカード、イオンカードは、条件を外すと0.5%に戻ります。1.0%のカードを主力にしている場合、対象外の支払いをこちらに移すと還元は半分になります。
移すのは対象の支払いだけにして、それ以外は1枚目に残す。2枚持ちで損をしないための線引きは、ここにあります。
同じ会社のカードだと、足しても新規になりません
還元率で足す先を決めたあとに、もう1つ確認することがあります。足そうとしているカードが、いま持っているカードと同じ発行会社かどうかです。
三井住友カード(NL)を足す場合、すでに三井住友カードの別の券種を持っていると、当サイトからは紹介できません。カード会社が出している紹介プログラムの条件が「その会社のカードを初めて持つ方」になっているためです。
同じ発行会社の2枚目は、新規になりません。申し込むこと自体はできるので、作りたい場合は公式ページから直接どうぞ。
同じことは、カード会社自身が出している入会特典にも起きます。条件の文面はカードごとに違うので、申し込む前にそのカードの特典ページで確認するところです。当サイトはその条件までは確認していません。
判定ツールでは、この組み合わせを「新規扱いになりません」として先に出しています。作っても特典の対象にならない申し込みを、還元率の話とは別に止めるためです。
還元率を理由に2枚目を作らなくていい人
ここまでの条件を当てはめると、還元率の側からは2枚目が要らない手持ちがあります。
- リクルートカードを持っている。条件なしでこれを超えるカードが、この14枚にありません
- 年間の利用額が少ない。年30万円なら、0.2%の差は600円です
- 対象店を使わない。コンビニも、たまるマーケットも、イオンも通らない買い物が中心
1.2%なら、足す相手が残っていません。この場合の2枚目は、還元率ではなく別の理由で選ぶことになります。
国際ブランドを分ける、紛失したときの予備を持つ、海外旅行保険を足す。どれも還元率とは別の軸です。足す理由がそちらにあるなら、2枚目がいらない人の条件で軸ごとに整理しています。
2枚目のクレジットカードと還元率についてよくある質問
ポイントが2種類に分かれるのは損ですか
還元の合計は変わりません。1枚にまとめていたときと比べて、1つあたりの残高が小さくなるだけです。
困るのは、使い道が決まっていない場合です。有効期限のあるポイントが少額ずつ残ると、使い切る前に失効する側に倒れます。使う先が決まっているなら、分かれていても減りません。
ポイントの二重取りはできますか
決済手段を重ねたときに起きます。スマホ決済にカードを登録して支払うと、カード側の還元と決済側の還元が両方付く形です。
ただし、組み合わせによっては片方が付きません。カード会社側がチャージを還元の対象外にしている場合があるためです。当サイトはこの対応表を持っていないので、使う予定の組み合わせについては、それぞれの公式ページで確認するところです。
2枚目の審査には通りますか
扱っていません。当サイトが見ているのはカードの公開されている条件だけで、審査の基準は公開されていません。通るかどうかの予想は書かないことにしています。
まとめ。還元率で2枚目を足すかの分かれ目
判断が分かれるのは、次の6点です。
- 条件なしで上げられるのは**1.2%**まで。乗り換えで伸びる余地はほとんど残っていません
- 1.0%から1.2%に移して、年100万円使って2,000円。0.5%からなら7,000円です
- 伸びるのは率そのものではなく、店を限定したときの上乗せのほう
- 7%も2〜30倍も、対象の場所と払い方をそろえたときだけ当たります
- **dカードの1.0%**は2027年1月で通常決済0.5%になり、1.0%はスマホのタッチ決済の条件付きで残ります
- 同じ発行会社のカードは、足しても新規扱いになりません
見るのは%ではなく、条件のほうです。上限の数字は、当てはまらなければ0円と同じです。
手持ちのカードを選ぶと、足す意味があるかどうかを判定します。判定に使っている数値は、すべて公式ページで確認した日付つきのものです。
出典
この記事の数値は、各カード会社の公式ページで確認したものです。日付は確認した日で、比較サイトなどの二次情報は使っていません。
- リクルートカード|ご利用ガイド / 2026年9月19日 確認
- 三井住友カード(NL)|カード概要 / 2026年9月19日 確認
- 三井住友カード ゴールド(NL)|カード概要 / 2026年9月19日 確認
- dカード|dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ / 2026年9月19日 確認
- dカード GOLD U / 2026年9月19日 確認
- 楽天カード|基本情報 / 2026年9月19日 確認
- JCB カード W / 2026年9月19日 確認
- エポスカード|カードの特長 / 2026年9月19日 確認
- PayPayカード / 2026年9月19日 確認
- au PAY カード|カードを比較する / 2026年9月19日 確認
- イオンカード(WAON一体型) / 2026年9月19日 確認
- ビックカメラSuicaカード|ビューカード / 2026年9月19日 確認
データと出典には、判定が使っている数値を1行ずつ、どの公式ページのいつ時点の記載かとあわせて置いています。
持っているカードで確かめる
いま持っているカードを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4新規扱いになりません