2枚目のカードを作るなら、入会特典のあるうちに。そう考えて申し込みページまで来た人が読むところです。

その特典には、進呈の対象外になる条件が付いています。しかも、いま何を持っているかではなく、過去に何をしたかで決まる項目が混ざっています。

  • 過去に2枚目を作った履歴があると、いま解約していても対象外
  • 1枚目を解約すると、2枚目の特典が消える
  • 1枚目と2枚目を同時に申し込むと付かない
  • 券種を上げると、その時点で対象外

楽天カードとPayPayカードの公式ページで、進呈対象外の条件を読みました。2026年9月20日時点の記載です。

キャンペーンは期間で入れ替わり、条件も書き換わります。ここで扱うのは金額ではなく、条件がどういう形をしているかのほうです。

目次
  1. 対象外かどうかは、いま持っているかでは決まりません
  2. そもそもサービスを使えない券種があります
  3. 1枚目を解約すると、2枚目の特典も消えます
  4. 再発行でも番号が変わると外れます
  5. 1枚目と2枚目を同時に申し込むと付きません
  6. 申し込める人が、先に決まっている場合があります
  7. どのカードが「2枚目」なのかも、画面で決まります
  8. 作って使うだけでは、条件を満たしていません
  9. 受け取る側にも条件があります
  10. 券種を上げると、その時点で対象外です
  11. 家族カードは2枚目として扱われません
  12. 2枚目を作っても、分かれないものがあります
  13. 判定されるのは「使った日」ではなく「売上が届いた日」です
  14. もらえるのは期間限定ポイントです
  15. 特典のポイントで払うと、条件を外すことがあります
  16. 当サイト経由でも新規にならない組み合わせがあります
  17. 2枚目の入会特典についてよくある質問
  18. まとめ。申し込む前に確かめること

対象外かどうかは、いま持っているかでは決まりません

楽天カードの2枚目キャンペーン(2026年9月18日から28日まで)の進呈対象外は、箇条書きで14項目あります。並び順は登録の都合で、読者の行動順ではありません。

決め手ごとに3つに分けると、形が見えます。

決め手何で判定されるか楽天カードの記載
履歴過去に作ったことがあるか過去に楽天カード/楽天PINKカードを追加で作成し、カードが発行されたことのある方(すでに退会された方・カード切り替えのお申し込みをされた方含む)
履歴どのIDで申し込んだか過去に2枚目のカードの発行履歴のある楽天IDを利用してお申し込みをされた方
行動申し込みの前後に何をしたかエントリーしていない/キャンペーン期間前に追加作成した(申し込み中・到着待ちを含む)/1枚目を解約した/1枚目と同時に申し込んだ
券種どのカードを選んだか楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天銀行カード、楽天カードアカデミー、家族カードのお申し込み

解約しても、履歴のほうは消えません。「昔2枚目を作ったが解約した」という人は、いま1枚しか持っていなくても対象外に当たります。

楽天IDのほうも同じです。発行履歴のあるIDで申し込むと、申し込む人が別でも対象外と書かれています。

申し込み方にも条項があります。重複して申し込んだ場合と、1つの楽天IDを使って複数の人が申し込んだ場合が、どちらも対象外です。

家族で楽天IDを共有している場合、ここに当たります。IDは人ごとに分けておくところ。

そもそもサービスを使えない券種があります

キャンペーンの前に、2枚目を作るサービス自体の対象外があります。

楽天カードの「2枚目のカード」は、楽天銀行カード・楽天ANAマイレージクラブカード・楽天カード アカデミーを持っている人は対象外です。特典の話ではなく、2枚目を作れるかどうかの話になります。

手持ちがこの3種類のどれかなら、キャンペーンの条件を読む前に、ここで止まります。

1枚目を解約すると、2枚目の特典も消えます

実害がいちばん大きいのがここです。2社とも、同じ趣旨の条項を置いています。

カード会社記載
楽天カード2枚目のカードお申し込み時に持っていたカードを解約された方
PayPayカードキャンペーン特典の付与までに、1枚目のカードもしくは本キャンペーンで発行されたカードをいずれかでも退会された場合は対象外

2枚目に主力を移すつもりで1枚目を解約する動きは、自然に出てきます。年会費を1枚分に抑えたい、明細を1つにしたい、という理由も普通です。

1枚目を解約するのは、特典が届いてからです。順番を入れ替えるだけで防げます。

楽天カードは進呈日を「翌々月末ごろ」としていて、判定はその前月末時点です。申し込みから特典が届くまで、2か月以上あきます。

判定の条件には、解約以外の形も含まれています。楽天カードは「ポイント進呈月の前月末時点で、ご利用可能なカードを2枚お持ちでない場合」を対象外に入れています。

解約していなくても、カードが利用停止になっていれば「利用可能な2枚」ではなくなります。判定の日まで、2枚とも使える状態で置いておくことになります。

再発行でも番号が変わると外れます

PayPayカードは、付与までに再発行でカード番号が変更された場合も対象外としています。

紛失や不正利用で番号が変わるのは、自分で選べることではありません。ただ、特典を待っている期間に何かあれば外れるということは、先に知っておくところです。

1枚目と2枚目を同時に申し込むと付きません

楽天カードの進呈対象外に、この1行があります。

1枚目のカード新規入会時に2枚目のカードを一緒にお申し込みされた方

カードを持っていない人が「どうせなら2枚まとめて」と申し込むと、2枚目の特典は付きません。

2枚目の特典は、1枚目を持っている人向けです。1枚目を作り、届いてから2枚目を申し込む、という順番になります。

キャンペーン期間より前に2枚目を作っていた場合も対象外です。申し込み中の人、カードの到着を待っている人も含むと書かれています。

「先に作っておいて、キャンペーンが来たら申請する」は成立しません。

申し込める人が、先に決まっている場合があります

誰でも申し込めるとは限りません。PayPayカードの2枚目キャンペーンは、対象者を個別に選ぶ形になっています。

公式ページは、対象者を「キャンペーンページ上部に『あなたは本キャンペーンの対象です』と表示されている方」としています。対象者には毎月個別に知らせる、という記載もあります。

つまりログインして確認するまで、自分が対象かどうか分かりません。

対象でない人には、その表示が出ません。検索で見つけたページに特典が書いてあっても、そこに自分が含まれているとは限らないことになります。

この形は、比較サイトの一覧では再現できません。一覧に載っているのは「実施中のキャンペーン」であって、「自分が対象のキャンペーン」ではないためです。

どのカードが「2枚目」なのかも、画面で決まります

PayPayカードは、対象になるカードの見分け方まで書いています。会員メニューの「切替」から「カードの選択」画面を開き、上から2番目以降に表示されているカードの利用分が対象です。

ただし但し書きがあります。PayPayカードとPayPayカード ゴールドの両方を持っている場合、ゴールドが1番目に表示され、1枚目に作ったPayPayカードが2番目に並びます。

作った順番と、画面の並び順は一致しません。どれが対象かは、自分の記憶ではなく画面で確かめるところ。

作って使うだけでは、条件を満たしていません

カードを申し込んで、届いたものを1回使えば条件が揃ったように見えます。ところが2社とも、そこに別の手続きを挟んでいます。

カード会社利用のほかに必要なこと
楽天カードエントリーが必須。 本カード会員自身のエントリーが要る(カード作成とエントリーの順序は問わない)
PayPayカード本ページからアンケートに回答。 回答と申し込みの前後は問わない

楽天カードは、エントリーしていない場合を進呈対象外に明記しています。カードを作って使っても、エントリーが抜けていればそこで外れます。

抜けやすいのは、利用ではなく手続きのほうです。申し込みページから直接カードを作ると、エントリーを通らないまま進むことがあります。

受け取る側にも条件があります

PayPayカードは、特典を受け取るのに次のどちらかが完了している必要があるとしています。

  • PayPayアプリへのPayPayカードの登録
  • PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDの連携

条件を満たして付与まで進んでも、ここが未了だと受け取れません。カードを作る手続きとは別なので、申し込みが終わった時点で済ませておくところ。

楽天カードは、楽天e-NAVIにログインして申し込んだ場合に限り対象、という条件も置いています。どの画面から申し込んだかで結果が変わります。

券種を上げると、その時点で対象外です

2枚目を選ぶとき、上位カードに目が行くことがあります。ここが落とし穴になります。

カード会社対象外になる券種
楽天カード楽天ゴールドカード/楽天プレミアムカード/楽天ANAマイレージクラブカード/楽天銀行カード/楽天カードアカデミー/家族カード
PayPayカードPayPayカード ゴールド

PayPayカードは「初めての2枚目の申し込みをPayPayカード ゴールドにした場合」を明確に外しています。

対象になるのは、標準の券種だけです。年会費のかかるカードを2枚目に選ぶと、特典は付かず年会費だけが残ります。

年会費の条件そのものは年会費無料の2枚持ちに、3種類に分けて書きました。

家族カードは2枚目として扱われません

楽天カードは、家族カードの申し込みを進呈対象外に入れています。

家族に持たせる目的なら家族カードで足りますが、その場合は2枚目のキャンペーンとは別の話になります。どちらの申し込みをしているのかを、申し込む前に確かめるところです。

2枚目を作っても、分かれないものがあります

2枚目のカードは、1枚目と切り離して使える部分と、つながったままの部分があります。楽天カードの公式ページが、分けられるものを6つ挙げています。

分けられるもの中身
使える店異なる国際ブランドを選べる。1枚目が使えない店で通る
利用明細カードごとに明細が分かれる
引き落とし口座1枚目と別の口座を指定できる
支払い方法片方だけ自動リボにする、といった使い分けができる
ETCカード楽天カード1枚につきETCは1枚。2枚作れば2枚まで持てる

ここまでが、2枚目を作る側の説明です。逆に、分かれないものもあります。

ポイントは1つの口座にまとまります。楽天カードは「1枚目と2枚目のご利用分の楽天ポイントは、1つの楽天ポイント口座に貯まります」と書いています。

同じ会社で2枚持っても、ポイントが2か所に散らばるわけではありません。ポイントの分散を心配して同じ会社を避ける、という判断は、ここでは当たりません。

利用可能枠のほうは、同じ会社だと増えないのが普通です。その話は2枚目がいらない人の条件の条件3に分けて書きました。

判定されるのは「使った日」ではなく「売上が届いた日」です

条件を満たすための利用にも、期限の数え方があります。ここは読み飛ばされやすいところです。

カード会社記載
楽天カード2026年11月30日までにカードご利用店舗から楽天カード(株)へのカード利用情報の到着が必須。発行日の翌々月末までに到着しなかった場合は対象外
PayPayカードアンケート回答&2枚目カード申し込みの翌々月末までにPayPayカード株式会社に売上到着した利用分が対象

どちらも、カードを使った日ではなく、その情報がカード会社に届いた日で見ています。

楽天カードは、遅れる例まで書いています。

通常はカードのご利用後1〜2営業日で弊社に売上情報が到着いたしますが、通販などでは商品発送後に売上情報が送信されることもあり、到着まで1ヶ月以上かかる場合がございます

期限の直前に通販で使うと、間に合いません。予約商品や取り寄せのように発送が先になるものは、とくに届きません。

条件を満たす買い物は、店頭で、期限より前に済ませるほうが確実です。

もらえるのは期間限定ポイントです

進呈されるものにも条件が付きます。2社とも、通常のポイントとは別の扱いです。

カード会社種別期限
楽天カード期間限定ポイント有効期限は進呈日の翌月末まで
PayPayカードPayPayポイント移行期限は付与日から28日(2026年6月1日以降に受け取った場合)

使い切れなければ、0円と同じです。進呈は申し込みの2〜3か月後なので、届いたことに気づかないまま期限が来ることが起こります。

特典のポイントで払うと、条件を外すことがあります

PayPayカードは、対象外になる利用分をこう並べています。

  • 1枚目のカードの利用分
  • PayPay残高のチャージ分と、残高のみでの決済分
  • 入会特典などのポイント充当で、支払い金額の合計が0円になった場合
  • 各種年会費、キャッシング、手数料
  • キャンセルされた利用分

3つ目に注意が要ります。もらった特典で支払うと、その利用は条件を満たす利用として数えられません。

楽天カードにも同じ趣旨の記載があります。対象外の利用分はこう並んでいます。

  • 1枚目のカードの利用分
  • 楽天市場や楽天ペイなどでのポイント利用分
  • キャッシングの利用分とATM手数料
  • 明細書の発行費用
  • カード年会費(ETCカード年会費など)と、楽天PINKカードの月額サービス料
  • Edy発行手数料
  • キャンセルされた利用分

年会費や手数料は、カードで払っているように見えて数えられません。条件を満たすのは、店で物を買った分だけ。

条件を満たすための利用は、ポイントを使わずに払う必要があります。

当サイト経由でも新規にならない組み合わせがあります

ここまでは、カード会社が出している特典の話です。紹介する側にも、よく似た条件があります。

クレジットカードの紹介プログラムには、ほぼ例外なく「広告主新規(その会社のカードを初めて持つ方)」という条件が付いています。すでに同じ発行会社のカードを持っている人は、当サイト経由で申し込んでも成果になりません。

当サイトが紹介リンクを持っているカードで言うと、こうなります。

足そうとしているカード満たさなくなる1枚目
三井住友カード(NL)三井住友カードの別券種(一般・ゴールド・プロミスVisa・Oliveなど)
エポスカードエポスカード(解約後の再入会も対象外)
楽天カード楽天カード/楽天プレミアムカード

同じ発行会社でも、券種が違えば別のカードに見えます。判定しているのは券種ではなく発行会社のほうです。

作れることと、成果になることは別です。作ること自体を止めるものではないので、その場合は公式から直接どうぞ。

当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。だからこそ、先に書いておくところです。どのカードについて紹介リンクを持っているかはデータと出典に一覧で出しています。

カード会社の特典と、紹介プログラムの成果条件。この2つは別々に判定されます。 公式の特典は対象でも紹介は対象外、という組み合わせが普通に起こります。

2枚目の入会特典についてよくある質問

過去に解約したカードの履歴は、どこで確認できますか

会員ページの契約内容や、カード会社への問い合わせで確認することになります。当サイトでは分かりません。

分からない場合は、対象外の側で考えます。特典を当てにして申し込み、あとで対象外と分かると、年会費や申し込みの手間だけが残ります。

キャンペーンの条件は、いつの時点のものが適用されますか

申し込んだ時点で公開されている条件です。ここに書いた条件は2026年9月20日に確認したもので、キャンペーンは期間で入れ替わります。

申し込む前に、そのキャンペーンページの「進呈対象外」の欄を最後まで読むところです。条項は10行を超えることが普通で、行動を止める条件はたいてい後ろのほうにあります。

3枚目、4枚目を作れば、特典は何回ももらえますか

PayPayカードは、3枚目以降を新規発行して使った場合でも、本会員1人に付与される特典は1回分にとどまると書いています。

枚数を増やして特典を重ねる使い方は、想定されていません。3枚目以降を作る理由は、特典とは別のところで探すことになります。

2枚目の審査には通りますか

扱っていません。当サイトが見ているのはカードの公開されている条件だけで、審査の基準は公開されていません。通るかどうかの予想は書かないことにしています。

まとめ。申し込む前に確かめること

順番を間違えると特典が消えるものだけ、並べておきます。

  • 1枚目を解約しない。 特典が付くまでは2枚とも持っておく
  • 同時に申し込まない。 1枚目が届いてから2枚目を申し込む
  • 券種を上げない。 ゴールドや提携カードを選ぶと対象外
  • 履歴を思い出す。 過去に2枚目を作っていれば、解約していても対象外
  • もらったポイントで条件を満たそうとしない。 充当して0円になると数えられない
  • 期限を確認する。 進呈は2〜3か月後で、そこから有効期限が短い

特典は、条件を全部通ったときだけ届きます。金額より先に、対象外の欄を読むほうが確実です。

出典

この記事の数値は、各カード会社の公式ページで確認したものです。日付は確認した日で、比較サイトなどの二次情報は使っていません。

  1. 楽天カード|2枚目のカード / 2026年9月20日 確認
  2. 楽天カード|2枚目の楽天カードを作成&利用でポイント進呈 / 2026年9月20日 確認
  3. PayPayカード|初めての2枚目カードキャンペーン / 2026年9月20日 確認

データと出典には、判定が使っている数値を1行ずつ、どの公式ページのいつ時点の記載かとあわせて置いています。

持っているカードで確かめる

2つとも選ぶと、ここに判定が出ます

  • 12枚目はいりません
  • 22枚目を作ると得します
  • 3条件を満たせば得します
  • 4新規扱いになりません