国内の空港ラウンジは、2枚目を足しても回数は増えません。三井住友カード・dカード・au PAY ゴールドの公式ページに、回数の上限が書かれていないためです。
- 国内のカードラウンジは、三井住友カード ゴールド(NL)・dカード GOLD・au PAY ゴールドとも、回数の上限の記載がない
- 回数を数えているのは楽天の2つ。プレミアムのプライオリティ・パスは年5回(国内外の合計)、ゴールドは年2回
- 同伴者が無料と書かれているのは、三井住友カードのプラチナ以上。楽天とau PAYは有料と明記している
- 入口に出すのはカード現物と搭乗券。スマホのカード画面では入れない
三井住友カード・楽天カード・dカード・au PAY カードの公式ページを読みました。2026年10月17日時点の記載です。
目次
あなたの場合を判定する
いま持っているカードを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4同じ会社の2枚目になります
国内のカードラウンジは、回数の上限が書かれていません
国内の主要空港のラウンジは、カードと搭乗券を見せれば入れます。回数をどう数えるかを、カードごとに公式ページで確かめました。
| カード | 国内のカードラウンジ | 回数の書き方 |
|---|---|---|
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 使える | 上限の記載なし |
| dカード GOLD | 使える | 上限の記載なし |
| dカード GOLD U | 使える | 上限の記載なし |
| au PAY ゴールドカード | 使える | 上限の記載なし |
| 楽天プレミアムカード | 使える | カードラウンジは上限の記載なし。プライオリティ・パスは年5回 |
| 楽天ゴールドカード | 使える | 年2回(9月1日から翌年8月31日) |
| 三井住友カード ヤングゴールド | 使えない | 公式に「ご利用いただけません」とある |
| 三井住友カード(NL)・dカード・au PAY カード | 対象の一覧に載っていない | — |
上限の記載がないだけで、無制限とは書かれていません。三井住友カードは、満席時と貸し切り時には使えないことがあると書いています。
2枚とも国内ラウンジが付くカードを持っても、入口で出すのはどちらか1枚です。回数が増える仕組みは、公式ページのどこにも書かれていません。
数字と確認日はデータと出典に1行ずつ置いています。
2枚持ちで変わるとすれば、入れる空港です
回数が増えないなら、2枚目で変わりうるのは、入れる空港の一覧です。三井住友・楽天・au PAY の公式ページが載せている空港を並べると、2つの空港で食い違いました。
| 空港 | 三井住友カード | 楽天カード | au PAY カード |
|---|---|---|---|
| 庄内空港(山形) | 一覧に載っていない | 載っている | 載っている |
| 佐賀空港 | 載っている | 載っている | 一覧に載っていない |
空港名で照らすと、食い違うのは庄内と佐賀の2つだけでした。それ以外は、3社とも同じ空港が載っています。
dカードは、空港の一覧を外部サイトに置いているため、今回は並べていません。一覧に載っていない空港は、そのカードのサービスの対象かどうか、公式の一覧からは確かめられません。
この2空港をよく使う人でなければ、空港の違いは2枚目を足す理由になりません。
回数を数えているのは、楽天の2つだけです
回数を公式が数えているのは、楽天ゴールドカードの年2回と、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスの年5回です。
プライオリティ・パスは、カードが届いただけでは使えません。数え始めの日は、申し込みのあとに決まります。
- 申し込み:楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティ・パスの公式サイトで申し込む
- 数え始め:アプリのデジタル会員証の発行日から1年間を数える
- 5回まで無料:国内・国外どちらで使っても1回と数える
- 6回目から:1回につきUS$35を、申し込みのときに設定したカードに請求される
数える対象は、公式がこう書いています。
「カウント対象となるのは、デジタル会員証を提示して利用いただくすべての施設です(国内・国外どちらのご利用も対象となります)」
国内で使った1回は、海外で使える5回から引かれます。カードを見せて入る国内のカードラウンジが、この回数に入るとは書かれていません。
- 5回 − 国内2回 − 海外2回 = 残り1回 → 国内で2回、海外で2回使った年の、無料で使える残り
料金はUS$35の表示です。円への換算は国際ブランドの決済為替レートで、別途海外事務手数料がかかります。公式は、料金が2025年1月15日時点のもので、今後変わりうると書いています。
楽天ゴールドカードのほうは、1年の区切りが違います。毎年9月1日から翌年8月31日までに2回で、デジタル会員証の発行日は関係しません。
楽天のカードを2枚持つ組み合わせは、楽天カードの組み合わせにまとめています。
空港ラウンジに関するよくある質問
ゴールドカードなら、同伴者も無料ですか
三井住友カードが同伴者1名無料と書いているのは、Visa Infinite とプラチナ(プラチナプリファードを除く)の行だけです。ゴールドとゴールド(NL)の行に、同伴者の記載はありません。
楽天プレミアム・楽天ゴールド・au PAY ゴールドは、同伴者は有料と書いています。dカードは、同伴者の扱いを書いていません。
2枚持てば、回数は増えますか
回数の上限が書かれていないカードでは、増やす対象がありません。2枚持ちでの回数の合算について、4社のページはどれも触れていません。
食事だけの施設も、プライオリティ・パスで使えますか
使えません。無料で使えるのは「ラウンジ」だけで、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」に分類された施設は対象外と書かれています。
ヤングゴールドは使えますか
三井住友カード ヤングゴールドは、空港ラウンジサービスを利用できないと書かれています。同じゴールドでも、ゴールド(NL)は利用できます。
同伴者は、三井住友ではプラチナ以上だけ無料です
家族や友人を連れて入れるかは、カードの券種で分かれます。無料と書かれているのは、一部の上位券種だけです。
| カード | 同伴者 |
|---|---|
| 三井住友カード Visa Infinite・プラチナ(プラチナプリファードを除く) | 1名まで無料。本会員・家族会員それぞれにつき |
| 三井住友カード ゴールド・ゴールド(NL) | 無料の記載なし |
| dカード GOLD・GOLD U | 記載なし |
| au PAY ゴールドカード | 有料。同伴者も搭乗券か航空券の提示が必要 |
| 楽天プレミアムカード(国内のカードラウンジ) | 有料。本カードで支払う |
| 楽天プレミアムカード(プライオリティ・パス) | 1人1回US$35 |
| 楽天ブラックカード(プライオリティ・パス) | 2名まで無料。3名からは1人US$35 |
三井住友で同伴者が無料なのは、プラチナ以上だけです。ゴールドは、同伴者について何も書かれていません。
三井住友カードのプラチナは、VisaとMastercardの両方を持っていても、同伴者は1名までと書かれています。2枚持っても、無料の人数は増えません。
同伴者にも、当日の搭乗券か航空券の提示が必要です。三井住友カードとau PAY カードが、そう書いています。
プラチナの無料にも、例外があります。ANA VISAプラチナ プレミアムカードの「同伴者1名無料」は、カード会社のラウンジに限られます。ANAラウンジは対象外で、家族会員はANAラウンジを使えません。
楽天は、ラウンジによってアルコール飲料やシャワールームが有料になることがあるとも書いています。入場が無料でも、中のサービスまで無料とは限りません。
入口で出すのは、カード現物と搭乗券です
入口で出すものは、4社でほぼ同じです。違うのは、スマホのカード画面を認めるかどうかです。
- 三井住友カード:カード現物。Vpassアプリのカード画面や、スマホの支払い方法として表示されるカード画面では利用できない
- 楽天カード:本人名義のカード現物。スマホのカード画面は利用できない
- dカード:プラスチックカード。スマホに設定したデジタルカードは利用できない
- au PAY カード:お手もちのau PAY ゴールドカード。スマホ表示の可否は書かれていない
スマホのカード画面は、三井住友・楽天・dで不可です。Apple Payなどでしかカードを使わない人は、プラスチックを持っていかないと入れません。
2枚持ちのときも、ラウンジが付いているほうの1枚を出します。
搭乗券は、チェックイン不要のサービスを使う人だけ扱いが変わります。便名・行き先・出発時刻を申し出る形で、4社とも書いています。
到着後に使えるかは、ラウンジごとです
ラウンジは出発前に使うものと思われがちですが、到着後に使えるところもあります。三井住友カードは「出発前および到着後にご利用いただけます」と書いたうえで、一部のラウンジは出発手続き後のみで、到着後に使えないラウンジもあると断っています。
au PAY カードも、手荷物検査前と到着後に使えるが、一部は検査後の利用になると書いています。楽天カードは、羽田空港第1ターミナルのラウンジは到着後、到着ロビーに出る前にも使えると例を挙げています。
ハワイの空港も、4社とも一覧に入っています
三井住友・楽天・au PAY は、ダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを一覧に載せています。dカードは「国内・ハワイの主要空港」と書いています。
空港に着く前に確かめること。
- ラウンジが付くほうのプラスチックカードが、財布に入っている
- 搭乗券か、eチケットの控えがある
- 同伴者がいるなら、同伴者の分の搭乗券も用意している
- 利用時間に制限のあるラウンジは、超過料金がかかる
家族カードの会員は、本会員と同じ条件で入れます
家族を連れていくより、家族自身がカードの会員になるほうが、公式の書き方は明確です。
- 無料と書かれている:三井住友カード(家族会員)、楽天プレミアム・楽天ゴールド(家族カード会員)、au PAY ゴールド(家族会員)
- 書かれていない:dカード。空港ラウンジのページに家族会員の記載がない
三井住友・楽天・au PAYは、家族会員も無料です。楽天は「本カード会員と同じ条件」と書いています。
楽天の家族カードは、生計を同一にする配偶者・親・子ども(18歳以上)が申し込めます。空港ラウンジの特典が付くのは、プレミアムとゴールドの家族カードです。
家族カードの年会費は、今回読んでいません。足す前に、カードごとの料金表で確かめます。
夫婦で集計を1枚にまとめるか、2人とも本会員になるかは、夫婦の2枚目に置きました。
2枚目で足すのは、ラウンジの有無が違うときだけです
手持ちの1枚にすでに国内ラウンジが付いているなら、2枚目を足しても増えるものがありません。回数も、同伴者の数も、入口で使うカードの数も同じです。
付いていないなら、年会費を払う判断になります。
| カード | 年会費(税込) |
|---|---|
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円。年100万円の利用で翌年以降は永年無料、初年度は必ず5,500円 |
| dカード GOLD U | 3,300円 |
| dカード GOLD | 11,000円 |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 |
年会費が0円のカードに、国内ラウンジが付くものはありません。台帳の14枚で見ても、0円で届かないのはラウンジだけです。詳しくは年会費無料で足りるものにあります。
- 5,500円 ÷ 1,320円 ≒ 4.2回 → ゴールド(NL)の年会費を、羽田空港ラウンジの利用料(楽天カードの公式の例)で割った回数
年会費を払うなら、年に何回使うかを先に数えます。損益分岐の割り算は、ゴールドカードの年会費の元の取り方で出しています。
まとめ。足す前に、手持ちのラウンジを確かめる
足すかどうかは、次の順で決まります。
- 手持ちにラウンジが付いているか。付いていれば、2枚目で増える回数はない
- 数えているのは、楽天の2つ。プレミアムは国内外の合計で年5回、ゴールドは年2回
- 同伴者を無料で連れていけるのは、三井住友のプラチナ以上。ゴールドは書かれていない
- 入口に出すのは、スマホではなくカード現物
2枚目を足して増えるのは、年会費だけという場合があります。
保険を理由に足さなくていい人の条件も、2枚目がいらない人の条件にまとめています。
出典
この記事の数値は、各カード会社の公式ページで確認したものです。日付は確認した日で、比較サイトなどの二次情報は使っていません。
- 三井住友カード|空港ラウンジサービス / 2026年10月17日 確認
- 楽天カード|国内空港ラウンジ / 2026年10月17日 確認
- 楽天カード|プライオリティ・パス / 2026年10月17日 確認
- dカード|空港ラウンジ / 2026年10月17日 確認
- au PAY カード|空港ラウンジサービス / 2026年10月17日 確認
データと出典には、判定が使っている数値を1行ずつ、どの公式ページのいつ時点の記載かとあわせて置いています。
持っているカードで確かめる
いま持っているカードを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4同じ会社の2枚目になります