エポスカードの0.5%が低いと感じたら、別の会社のカードを2枚目に足すか、エポスゴールドに切り替えるかを、年間の利用額で選びます。
この2つは同じ支払いを取り合うので、片方を選ぶ形になります。
- エポスカードは1人1枚。デザイン変更もゴールドも「切り替え」になる
- エポスの弱いところは、基本の還元率0.5%とVisaだけのブランドの2つ
- 招待で持つゴールドは、年100万円から約143万円のあいだだけ1.2%のカードを上回る
- 使える店を増やすなら、足すのはJCBが使えるカード
エポスカードの公式ページとよくある質問、リクルートカード・JCBカード W・三井住友カード(NL)の公式ページを読みました。2026年9月30日時点の記載です。
目次
あなたの場合を判定する
2枚目を作ると得します
エポスの0.5%は、いまの年会費無料カードのなかでは低いほうです
判定の理由
年会費無料で常時1.2%のカードがあります。エポスを0.5%のまま使い続けるのと比べると、年100万円で¥7,000の差になります。
エポスの強みは還元率ではなく優待のほうなので、優待は残したまま、普段の支払いだけ移すのが現実的です。
undefinedを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4同じ会社の2枚目になります
エポスカードは1人1枚。2枚目は別の会社から選びます
エポスのよくある質問に、エポスカードを持っていてもアニメやゲームのデザインカードを作れるか、という項目があります。答えの1行目はこうでした。
エポスカードはお一人様一枚の発行となります。
デザインカードにしたい場合は、今のカードの切り替え手続きでデザインを変える形です。エポスVisaカードとデザインカードは、特典・機能・サービスが共通だと書かれています。
同じ回答には、プラチナ・ゴールドのデザインカードは用意していないことと、デザインカードへ切り替えると年間ボーナスポイントなどのプレミアム特典は引き継がれないことも書かれていました。デザインの変更には発行料1,100円(税込)がかかり、入会特典も受けられません。
エポスに足す相手を並べると、こうなります。
| 足す相手 | エポスと2枚持ちになるか | 増えるブランド |
|---|---|---|
| エポスのデザインカード | ならない。今のカードが切り替わる | なし |
| エポスゴールドカード | ならない。今のカードが切り替わる | なし |
| 別の会社のカード(リクルートカード・JCBカード Wなど) | なる | カードによってJCB |
同じエポスで2枚にするメリットは、表の上2行には残りません。一方で、他のVisaカードを持っていてもエポスカードに申し込めるかという質問には「もちろんお申し込みいただけます」と答えています(審査の留保つき)。2枚持ちにできるのは、エポスの外だけです。
エポスカードの申込対象は、日本国内に住む満18歳以上の人(高校生を除く)。申し込める人の条件として書かれているのは年齢と居住地で、ほかのカードの有無は入っていません。
エポスで埋まっていないのは、率と使える店の2つです
2枚目で何を埋めるかは、エポスの数字を並べると見えます。公式ページで確認した一般のエポスカードの数字です。
| 項目 | エポスカードの数字 | 2枚目で埋めるか |
|---|---|---|
| 年会費 | 入会金・年会費とも永年無料 | 埋める必要なし |
| 基本のポイント還元率 | 0.5%(200円(税込)につき1ポイント) | デメリット。埋める余地がある |
| 国際ブランド | Visaのみ | デメリット。埋める余地がある |
| 海外旅行保険の治療費用 | 傷害200万円・疾病270万円(利用付帯) | 埋める必要は小さい |
| ポイントの有効期限 | 2年(延長の手続きがある) | — |
ブランドについては、Visa以外のブランドを付けられるかという質問に「Visaのみとなります」と答えています。弱いのは率と使える店で、保険ではありません。
海外旅行傷害保険は、年会費無料のカードの中では厚い側です。空港までの電車やバスなど公共交通乗用具の料金か、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金をエポスで払えば働き、利用金額に限りはないと書かれています。
2枚目の保険を足すと治療費用は合算されますが、エポスを持っている人がそのために足す理由は小さくなります。合算の仕組みは2枚目の海外旅行保険に書きました。各カードの数字の出どころと確認日はデータの一覧にあります。
エポスゴールドに替えると、年100万円で1.5%になります
上位20本のうち10本が、見出しにエポスゴールドカードを使っていました。ゴールドは2枚目ではなく、今のエポスカードを切り替えて持つカードです。
年会費は、持ち方で3通りに分かれます。
| 持ち方 | 年会費 |
|---|---|
| エポスからの招待(インビテーション) | 永年無料 |
| プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介 | 永年無料 |
| 上記以外で申し込む | 5,000円(税込)。年間の利用額が50万円以上なら翌年以降は永年無料 |
率を上げるのは、年間の利用額に応じて付く年間ボーナスポイントです。公式ページの比較表には、段が2つだけ書かれていました。
| 年間の利用額 | 年間ボーナスポイント |
|---|---|
| 50万円 | 2,500ポイント |
| 100万円 | 10,000ポイント |
公式ページは10,000ポイントを「最大1万円分」と書いていて、VJAギフトカードに換えた場合の相当額です。基本の0.5%に足して、年間でたまる数を並べます。
- 50万円 → 2,500 + 2,500 = 5,000pt → 1.0%
- 70万円 → 3,500 + 2,500 = 6,000pt → 0.86%
- 100万円 → 5,000 + 10,000 = 15,000pt → 1.5%
段と段のあいだでは増えないので、70万円使った年の率は50万円の年より下がります。1.5%になるのは、100万円の段に乗った年だけです。
年間の利用額は、何でも数えるわけではありません。
- 数える: ショッピング枠の利用、tsumiki証券での積立、エポスVisaプリペイドカードへの入金
- 数えない: ポイントで払った分、キャッシング、カード年会費、運転免許や引越クレジットなどの一部の支払い
集計は、カードの有効期限の月末までの1年間で、ボーナスポイントは集計の終わった翌々月の中旬ごろに加算されます。初年度だけは、ゴールドを申し込んだ日から翌年の同じ月の末日までが対象です。
気になるのは招待の条件ですが、よくある質問は「具体的な条件はご案内しておりません」と答えています。エポスアプリで「ゴールドカードまでの道のり」を確認できる、というところまでです。招待が届く利用額の目安は、ここでは書きません。
ゴールドの海外旅行傷害保険は、傷害治療費用・疾病治療費用とも300万円で、会員本人だけが対象です。国内外の空港ラウンジも無料で使えますが、ラウンジの損得は2枚目の判断とは別の話になります。
上にはエポスプラチナカードもあり、通常の年会費は3万円(税込)、招待なら2万円(税込)です。ここでは年会費をかけない範囲で比べるので、プラチナは扱いません。
招待が無いと、初年度に5,000円かかります
招待を待たずに申し込むと、初年度の年会費5,000円(税込)は、カードを発行した月の3ヵ月後に請求されます。途中で解約しても返ってきません。
その1年間の利用額が50万円以上なら、翌年以降は永年無料になります。年会費の表示は、集計期間が終わったあとに取り消される仕組みです。
よくある質問には注意書きが1つあり、利用分を取り消して年間の利用額が50万円を割ると、次の年会費5,000円がかかると書かれていました。返品の多い月がある人は、50万円ちょうどを狙わないほうが安全です。
選べるポイントアップショップは、3つまで2倍です
ゴールドには、よく使うショップを3つ登録すると、そこでの利用が200円ごとに最大2ポイントになる「選べるポイントアップショップ」が付きます。公式ページの例は、公共料金・スーパー・コンビニ・ネット通販です。
登録したショップでは、率が0.5%から1.0%に上がります。ただし使い方によって外れるものがあり、公式ページに並んでいる注意点はこうでした。
- エポスカードを登録したコード決済や電子マネー(交通系ICでの運賃・定期券を含む)は、対象外になる場合がある
- 他社の決済サービスへのチャージは対象外
- 登録したショップは、登録後3ヵ月間は変えられない
- ゴールド以外のカードに切り替えると、変更の翌月から対象外
電気代や携帯電話料金のように毎月同じ先へ払う支払いは、登録の相性がよい側です。登録した当日の利用分から対象になります。
番号は変わり、支払日とポイントは残ります
ゴールドへ切り替えると、カード番号が変わります。ネットショッピングや、公共料金・保険料などの月々の支払いにエポスを登録している場合は、番号の変更が要ると商品ページに書かれていました。
支払いが増えるほど、この管理は手間になります。チケットや予約中の商品がある場合は、受け取ってから切り替えるよう案内されています。
引き継がれるものもあります。支払日・支払方法・引き落とし口座はそのままで、エポスポイントもゴールドへ移ります。一般カードの期限2年のポイントは、ゴールドの発行時点で持っている分がすべて無期限になるとQ&Aに書かれていました。
新しいカードが届くまでは、今のカードをそのまま使えます。
2枚目を足すか券種を上げるかは、年間の利用額で分かれます
2枚目を足して普段の支払いをそちらへ移すと、エポスで払う額が減ります。ゴールドの年間ボーナスは利用額の段で決まるので、足した分だけ、年間ボーナスの段が遠のきます。
どちらか片方に支払いを集めたとして、年間のポイントを並べるとこうなります。ゴールドは招待で持った場合(年会費0円)、1ポイント=1円、選べるポイントアップショップは使わない前提です。
| 年間の利用額 | エポスカード(0.5%) | エポスゴールド(招待) | JCBカード W(1.0%) | リクルートカード(1.2%) |
|---|---|---|---|---|
| 30万円 | 1,500円 | 1,500円 | 3,000円 | 3,600円 |
| 50万円 | 2,500円 | 5,000円 | 5,000円 | 6,000円 |
| 70万円 | 3,500円 | 6,000円 | 7,000円 | 8,400円 |
| 100万円 | 5,000円 | 15,000円 | 10,000円 | 12,000円 |
| 150万円 | 7,500円 | 17,500円 | 15,000円 | 18,000円 |
| 200万円 | 10,000円 | 20,000円 | 20,000円 | 24,000円 |
ゴールドが表の中でいちばん多くなるのは、100万円の行だけ。100万円を超えると、ゴールドは基本の0.5%しか増えず、1.2%のカードに追いつかれます。追いつく点は割り算で出せます。
- リクルートカードと並ぶ額:10,000円 ÷(1.2% − 0.5%)= 約143万円
- JCBカード Wと並ぶ額:10,000円 ÷(1.0% − 0.5%)= 200万円
年間の利用額が100万円に届かない人は、1.0〜1.2%のカードを2枚目に足して、普段の支払いをそちらへ移すほうが多く残ります。条件なしで上げられる率は1.2%が上限だという話は、2枚目の還元率で式ごと扱いました。
100万円から143万円ほどのあいだに収まる人は、ゴールドに集めるほうが多くなります。選べるポイントアップショップで公共料金などを2倍にできれば、その幅はもう少し広がります。
汎用の「最強の2枚」の4本のうち2本は、エポスゴールドを相手の1枚として並べていました。ただ、エポスを持っている人から見ると、ゴールドは2枚目ではなく切り替えで、支払いを2枚に分けるほど100万円の段は遠くなります。
招待なしで申し込むと、1年目は逆になります
同じ表を、招待なしでゴールドを申し込んだ1年目で読み直すと、年会費5,000円が引かれます。
年100万円の行は、15,000円から5,000円を引いて10,000円。リクルートカードの12,000円を下回り、JCBカード Wの10,000円と並びます。
その年に50万円以上使えば2年目から年会費はかからないので、ゴールドが上に来るのは2年目からです。招待を待つか、1年目の差を受け入れるかで、比べる行が変わります。
使える店を増やすなら、JCBのカードを足します
エポスはVisaだけのカードなので、Visaのマークが無い店では払えません。ここを埋めるのが、2枚目を足すもう1つの理由です。
VisaにMastercardを足しても、使える店はほとんど増えません。その理由は国際ブランドを分けると変わるもので扱いました。エポスの隣に置くのは、JCBのマークです。
当サイトが公式ページで確認した中で、年会費無料でJCBを選べるカードは次の2枚。
| カード | 年会費 | 基本の還元率 | 条件 |
|---|---|---|---|
| JCBカード W | 永年無料(40歳以降も無料のまま継続) | 1.0%(毎月の利用合計200円につき2ポイント) | 申し込めるのは18歳以上39歳以下 |
| リクルートカード | 永年無料 | 1.2% | ブランドはJCB・Mastercard・Visaから選ぶ |
どちらを選んでも、率とブランドの2つの穴が一緒に埋まります。リクルートカードを選ぶ理由はブランドなので、申し込むときにJCBを選ぶことになります。
JCBカード Wは40歳になると新しく申し込めません。W側から見た組み合わせはJCBカード Wの組み合わせにまとめました。
当サイトが紹介している三井住友カード(NL)は、エポスの隣に置いても埋まる穴が少ないカードです。ブランドはVisaとMastercardで、普段の率はエポスと同じ200円につき1ポイント(0.5%)です。
NLで上がるのは、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済かモバイルオーダーを使ったときの7%(通常0.5%+6.5%)だけです。その店での支払いが大きい人に限って、足す意味が出ます。
何を足しても、エポスで払い続けるもの
2枚目をメインにしてエポスをサブカードに回しても、エポスで払うほうが得な支払いは残ります。移しすぎると、エポスを持っている理由のほうが消えます。
- 旅行に出るときの公共交通乗用具の料金
- マルイでの買い物(年4回の10%オフと、全国の優待)
- 期限が来る前の、貯まったポイントの使い道
公共交通乗用具は、空港までのバス代や電車代をエポスで払うことが、海外旅行傷害保険が働く条件になります。保険のためのエポスは、交通費で起こします。
マルイは、年4回の「マルコとマルオの7日間」に期間中何度でも10%オフになります。全国10,000店舗の優待も、エポスで払ったときだけ活用できるものです。
ポイントは、一般のエポスカードで2年の期限が来ます。延長の手続きがあると書かれていますが、2枚目へ支払いを移してエポスの利用が減るなら、貯まった分の使い道を先に決めておくのが確実です。
期限の型の違いは3枚目のクレジットカードに表で置きました。エポスのポイントは、たまるマーケットを経由したネットショッピングで2〜30倍になりますが、これも対象のショップで使ったときだけの率です。
エポスカードの組み合わせに関するよくある質問
本文で扱わなかった疑問を置きます。
エポスカードとデザインカードを両方持てますか?
持てません。エポスカードは1人1枚の発行で、デザインカードにしたい場合は今のカードを切り替える形です。デザインを替えても、手元は1枚のままです。
エポスゴールドの招待は、いくら使えば届きますか?
公式には書かれていません。よくある質問は、利用状況などに応じて案内していて、具体的な条件は案内していないと答えています。
学生でもエポスゴールドにできますか?
できません。ゴールドのQ&Aに、学生は年齢に関わらず申し込めないと書かれています。すでにエポスカードを持っている18歳・19歳の人(学生を除く)は申し込めます。
エポスカードの2枚目は、審査がありますか?
当サイトは審査を扱っていません。他のVisaカードを持っていても申し込めるという回答に、審査によって希望に添えない場合がある、と添えられているところまでです。
まとめ。エポスカードの2枚目とゴールドの比べ方
判断が分かれるところだけを並べます。
- エポスカードは1人1枚。デザインカードもゴールドも、足すのではなく切り替え
- 弱いのは基本の0.5%とVisaだけのブランドで、海外旅行保険は弱くない
- 年間の利用額が100万円に届かないなら、1.0〜1.2%のカードを足して支払いを移す
- 100万円から約143万円なら、招待のゴールドに集めるほうが多い
- 使える店を増やすなら、JCBのカード(JCBカード W・リクルートカード)
- 交通費・マルイ・ポイントの期限の分は、2枚目を作ってもエポスに残す
足すか替えるかは、年間の利用額で決めます。エポスを手放さずに2枚目の組み合わせを選ぶなら、先に1年分の支払いの合計を出しておくと、表のどの行で比べればいいかが決まります。
出典
この記事の数値は、各カード会社の公式ページで確認したものです。日付は確認した日で、比較サイトなどの二次情報は使っていません。
- エポスカード|エポスポイントのため方 / 2026年9月30日 確認
- エポスカード|カードの特長 / 2026年9月30日 確認
- エポスゴールドカード / 2026年9月30日 確認
- エポスカード|選べるポイントアップショップ / 2026年9月30日 確認
- エポスカード よくあるご質問|エポスカードを持っていてもアニメ・ゲーム・エンタメなどのデザインカードを作れますか? / 2026年9月30日 確認
- エポスカード よくあるご質問|エポスカードにVisa以外のブランドをつけられますか? / 2026年9月30日 確認
- エポスカード よくあるご質問|エポスカードは年会費がかかりますか? / 2026年9月30日 確認
- エポスカード よくあるご質問|エポスゴールドカードのご招待がくる条件は何ですか? / 2026年9月30日 確認
- エポスカード よくあるご質問|年間ボーナスポイントの対象となる利用はなんですか? / 2026年9月30日 確認
- エポスカード|会員様向け海外旅行保険 / 2026年9月29日 確認
- リクルートカード|ご利用ガイド / 2026年9月30日 確認
- JCB カード W / 2026年9月30日 確認
- 三井住友カード(NL)|カード概要 / 2026年9月30日 確認
データと出典には、判定が使っている数値を1行ずつ、どの公式ページのいつ時点の記載かとあわせて置いています。
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2枚目を作ると得します
エポスの0.5%は、いまの年会費無料カードのなかでは低いほうです
判定の理由
年会費無料で常時1.2%のカードがあります。エポスを0.5%のまま使い続けるのと比べると、年100万円で¥7,000の差になります。
エポスの強みは還元率ではなく優待のほうなので、優待は残したまま、普段の支払いだけ移すのが現実的です。
undefinedを選ぶと、ここに判定が出ます
- 12枚目はいりません
- 22枚目を作ると得します
- 3条件を満たせば得します
- 4同じ会社の2枚目になります